相次いで不発弾が見つかった鳩ヶ谷市辻のマンション建設予定地で、市は19日、4度目の「安全宣言」を出した。現地では業者がすでに基礎工事を進めている。
市はこの日、現場周辺自治会の代表者を市役所に集め、木下達則市長が「今回の検査結果は信頼できる結果であり、当地で不発弾は残存しない」と宣言した。
3度目の安全宣言を出した後の3月、4発目の不発弾が発見されたことを受け、市は専門家らによる調査特別委員会を設置。開発業者は調査会社を変更して再調査を実施していた。
坂下町1丁目自治会長の苅込吉裕さん(62)は「市が、徹底的な調査の結果を踏まえた正真正銘の安全宣言だと言っているのだから、最後は信じるしかない」と話した。
市によると、これまでの説明会などでは、住民から「今回の場所以外にもまだ不発弾があるのではないか」といった声も上がっていたという。木下市長は記者団に対し、「整備を迎える段階で慎重に対応していきたい」と述べた。
『読売新聞』より
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