東京都江戸川区のマンションで2008年6月、全盲の住民女性=当時(62)=が、清掃作業のためふたが開いていたマンホールに転落して死亡する事故があったことが1日、捜査関係者への取材で分かった。
警視庁捜査1課は、作業を請け負った世田谷区の清掃会社が転落防止策を怠ったことが原因とみて、近く業務上過失致死の疑いで、管理責任者(49)や清掃作業員ら計3人を書類送検する。
捜査関係者によると、事故は08年6月4日、江戸川区西小岩のマンションで発生。ごみを出そうとした女性が、マンション1階の廊下にあるマンホールから約3メートル下の地下貯水槽に転落。翌日、頭蓋骨骨折による急性硬膜下血腫で死亡した。
当時、作業員2人が地下貯水槽を清掃中。地上に作業員はおらず、マンホールの周囲についたてを置いただけだった。女性はついたてにぶつかり、そのまま前のめりで転落したという。
同課は、マンホール近くに作業員を配置するなどの事故防止策を取る必要があったと判断。作業員は対策の不備を認めているという。
『47news』より
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