東急不動産は11月1日、東京・東池袋で東京都や豊島区、(財)東京都新都市建設公社とともに開発を進めていた共同建て替えの第1号マンション「BRANZ(ブランズ)東池袋」(総戸数56戸)が竣工したと発表。地権者住戸を除いた35戸のうち、3日から第1期販売として18戸を売り出す。
同物件は、公社の土地と地権者の土地に開発したもので、規模は、地下1階地上14階建て延べ4142平方メートル。間取りは1LDK~3LDKで、専有面積は38~70平方メートル。第1期販売の価格帯は、3LDKで4000万円台後半から6000万円台前半、2LDKが4000万円台前半、1LDKが 3000万円台前半になる。
災害に強い街づくりの一環として実施されたプロジェクトであることを踏まえ、緊急時に備えた防災体制を充実させた。例えば40トンの防火水槽を設置し、その消火活動範囲は半径200メートル以内をカバーする。居住者だけでなく、周辺住民も利用できる備蓄倉庫を建物内に配置した。非常用マンショントイレや発電機、担架、救急セットなども保管する。敷地内に通り抜け道路を設けて避難路を確保した。
環境にも配慮して太陽光発電を共用部の一部照明に使用したり、屋上と壁面を緑化した。
『週間住宅』より
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